片付かない家にイライラ…収納より物を減らしてラクになった話

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子どもが次から次へとおもちゃを出して、片付けてもすぐに散らかる。学校のプリントや郵便物は山積みで、必要な紙がどこにあるのかわからない。そんな片付かない家に、毎日のようにイライラしていませんか?

育児用品や家具、収納グッズであふれかえっていたわが家。もともと家が広くなく、収納スペースも多くありません。ゴチャついた家を見るたびにため息が出て、探し物や片付けにイライラしていました

しかし、下の子が3歳になるころ、必要なくなった育児用品を筆頭に、家にある大量の物を少しずつ手放していきました。今では「え、なんか物少なくない!?」と家を訪れた友達が驚くほどスッキリし、快適に暮らせるようになりました。子どもが散らかしても、リセットが簡単になったので、ため息は出ますが、以前のようなイライラはありません。

また、物を減らしたことで、家に何があるのかを把握しやすくなり、同じような物を買ったり、なんとなく物を増やしたりすることも減りました。その結果、無駄な買い物が減り、以前よりお金が貯まりやすくなりました。

この記事では、片付かない家にストレスを感じている方に向けて、わが家が実際に物を減らしてラクになった経験を紹介します。

片付けようと収納を頑張っても、物の量そのものが多ければ、なかなかスッキリしません。物をきれいに収納することよりも、物そのものを減らすことで暮らしがラクになりました

片付かない家にイライラする4つの理由

片付かない家は、イライラや強いストレスの原因になることがあります。「家にいるだけなのになんだか疲れる」「散らかった部屋を見るとイライラする」と感じる人もいるのではないでしょうか。それでは、なぜ片付かない家にイライラするのか、4つの理由はこちらです。

物が多いと脳が疲れる

片付いていない家では、視界に入る物ひとつひとつが情報になります。物が多ければ、それだけ目から入ってくる情報も増えてしまいます。

人の脳が一度に処理できる視覚情報には限りがあり、たくさんの情報の中から必要なものを選ぶためには、注意を向ける必要があります。視覚的にごちゃついた環境では、必要な情報を見つけにくくなることも研究で示されています。

私自身、物が多かったころは、家にいるだけなのに「なんだか疲れる」「落ち着かない」と感じることがありました。物を減らして視界がスッキリした今は、頭の中もスッキリして、以前よりリラックスして過ごせています。

「片付けないと」が頭から離れない

散らかった部屋を見るたびに、「片付けないといけない」と考えてしまいます。つまり、片付けそのものに使う時間だけでなく、「片付けなきゃ」と考えている時間まで、片付けに奪われてしまいます。

これがプレッシャーとなり、イライラしてしまうんですよね。

ハチ子
ハチ子

「いつ片付けられるかな…。そんな時間ないし、今日もできなかった」
と、自己嫌悪してしまっていました。

探し物が増えて時間が奪われる

家が片付いていないと、必要な物をすぐに見つけられないことも。「あれどこいった?」と探す時間が増えるほど、イライラも増えてしまいます。

いざハサミを使おうと思っても、「ない!ない!なーい!」。靴下のタグを切りたいだけなのに、ハサミが見当たらずイライラ。こんな経験、ありませんか?

出発時間ギリギリなのに、「家の鍵がない!」「スマホがない!」。これで何度イライラしたかわかりません。物が多かったころは、こんなことがたびたびありました。

ハチ子
ハチ子

物を減らしたら、探し物をする時間が本当に減りました!

自分の家なのに自由に使える場所が減る

床やテーブル、棚の上まで物で埋まっていると、本来なら自由に使えるはずの場所が使えなくなり、生活がしにくくなります。

床に物があれば、掃除をするたびに物をどける必要があります。テーブルを使いたいときも、まずは置いてある物を移動させるところから。

自分の家なのに、「何かをする前に片付ける」というひと手間が必要になってしまいます。

こうした小さな手間が毎日のように積み重なることで、イライラにつながってしまいます。

収納を増やすより、物を減らした方がラクだった

ホテルに泊まると、「家もこれくらい物が少なかったらなぁ」と毎回思います(笑)

家が片付かないと、「収納が足りない」と思って、収納ケースや棚を増やしたくなりますよね。

以前の私は、物をどうやって収納するかを考えていました。3段のカラーボックスやラタンのカゴ、細かく整理できるよう百均のプラスチックの収納ケースなどを買っていました。

しかし、収納を増やしても、家にある物の量そのものが減るわけではありません。収納してみてもなぜかしっくりこず、それがまたモヤモヤの原因になっていました。むしろ収納する場所が増えると、「まだ入るから」と物を持ち続けてしまうこともあります。

そこで私は、「どうやって収納するか」ではなく、「そもそもこれは本当に必要?」と考えるようになりました。

使っていない物や、なくても困らない物を少しずつ手放していくと、収納方法をあれやこれやと工夫しなくても自然と家が片付くようになりました。

物が減れば、収納する手間だけでなく、掃除する手間、探す時間、どこにしまうか考える時間も減ります。

私にとって物を減らすことは、ただ部屋がスッキリするだけではありませんでした。物に使っていた時間が減り、頭の中にもスペースができて、気持ちにも余裕が生まれたと感じています。

実際に減らしてラクになった物

物を減らす前のわが家。今見るとなかなかの物量です(笑)

わが家では、育児グッズや子どもの服、収納グッズ、本など、これまでたくさんの物を手放してきました。一度に捨てたわけではなく、「もう使わないな」と思ったタイミングで手放し、少しずつ物を減らしていきました。

ここからは、実際にわが家で減らしてラクになった物を紹介します。

育児グッズは必要なくなったタイミングで手放す

今も現役のおもちゃたち。子どもの「いる!」という意見は尊重しています(泣)

思い出の詰まった育児グッズは、手放しにくいと感じる人もいるかもしれません。でも、その物がなくなっても、思い出が消えるわけではないので、どうしても手放しにくいと感じる場合は、写真に残しておくのがおすすめです。

子どもは日に日に成長していき、必要になる物が変わっていきます。たとえば、ベビーサークルも、使う頻度が減り、ついには必要なくなります。でも、使わなくなったあとも置いておけば、それなりのスペースが必要です。ほかにも、プレイマットやチャイルドシートなど、子育てグッズは場所を取る物が多いので、スペースを占領しがちです。

まだ使えそうな物はリサイクルショップやフリマサイトを利用し、売る手間の方が負担に感じる物は、地域のゴミ回収やクリーンセンターを利用して処分しました。

物を減らしたら収納グッズも不要になった

必要な収納グッズは残しています。棚のサイズを測って慎重に購入した百均のカゴ。シンデレラフィットです(笑)

たくさんの物を手放した結果、役目を終えた収納グッズもたくさんありました。実際に手放したのはこちらです。

  • カラーボックス 3個
  • 形がそれぞれ違う衣装ケース 3個
  • 何を入れたらいいのかよくわからないけど、捨てるのがもったいないと思っていたラタンのカゴ 2個
  • 百均の仕切りがたくさんあるプラスチックケース 複数
  • 百均の書類用プラスチックカゴ 複数
  • 無印良品の小物収納ケース 4個

処分した収納グッズは、思い出せる限りこれだけあります。収納する物を探している収納用品さえありました(笑)
収納グッズを増やしても、収納したい物とサイズや形が合わず、「なんかしっくりこない」と感じることがよくありました。

ところが、物そのものを減らしてみると、収納グッズ自体が不要に。「また何か入れるかも」という考えも一瞬よぎりましたが、手放して大正解でした。

収納を工夫するより、収納しなければならない物を減らす方が、私にはずっとラクだったのです。

本を減らした

本棚はありません。たくさん手放した結果、現在残っている思想強めの3冊です(笑)

本は、並んでいるだけで読んだつもりになりがちでした。もはやインテリア。本は冊数が増えるとけっこうな重量になるので、移動も大変です。

でも、本を手放すのは正直、ちょっと抵抗がありました。いつでも手に取って読める安心感があったからです。
「手放したあと、また読みたくなったらどうしよう」
そう思っていた私が、徐々に本を減らせるようになった理由は5つあります。

・図書館でいつでも借りられる
・フリマアプリやネットでいつでも買える
・本に虫(チャタテムシ、シミ、シバンムシ)がつく
・長く置いておくと日焼けや劣化が気になる
・本棚や収納スペースが必要になる

本を手放すことに最初は名残惜しさがありましたが、「読みたくなったら図書館で借りればいい」と気付いてからは、図書館をよく利用するようになりました。無料でたくさんの本を読めて、自宅に保管する必要もありません。ありがたいサービスだなと思いながら、行政に感謝しつつ利用しています。

図書館にない本は、ネットで購入しています。読み終わったらフリマアプリに出品し、本が増え続けないようにしています。今では、本当に手元に置いておきたい3冊だけを残しています。

服は収納に入る量だけにする

「ここに収まる分だけ」と、持つ量の上限を決めています。収納の技術にはこだわっていません(笑)

物を減らすとき、服から始めるのはおすすめです。家の中にある物のなかでも数が多く、着ている服と着ていない服を判断しやすいからです。

わが家では服を減らしたあと、再び増えすぎないように、「この収納に入る分だけ」と、持つ量の上限を決めました

子どもの服は、小さい衣装ケース2つと大きい衣装ケース2つに収まる量まで。アウターは2枚まで。大人の服も、それぞれ決めた衣装ケースに入る量までとしています。

新しい服を買って収納に入らなくなったら、今ある服を見直すタイミングです。

収納を増やして服を入れる場所を作るのではなく、今ある収納に入る量まで服を減らす。このルールを決めてから、服が無限に増殖することがなくなりました。

あのゴチャついた部屋の荷物はほとんど手放し、現在は主人の寝床になりました。

\他にこんな物も手放しました/

まとめ

家が片付かないと、「収納が足りないのかな」「もっと上手に収納しなきゃ」と考えてしまいがちです。

でも、わが家の場合は、収納を頑張るよりも収納しなければならない物そのものを減らす方が、ずっとラクでした

物が減ると、片付けや掃除がしやすくなり、探し物をする時間や「これ、どこにしまおう?」と考えることも減りました。

今でも子どもが遊べば、もちろん家は散らかります。でも、物そのものの量が少なければ、気合を入れなくても簡単にリセットできます。

そして、物を減らして変わったのは、家の中だけではありません。

自分が何を持っているのか把握できるようになったことで、「家にあるのにまた買ってしまった」「似たような物を買ってしまった」という無駄な買い物も減りました。

物を減らすことは、片付ける手間を減らすだけでなく、これから家に入ってくる物を選ぶことにもつながります。その結果、以前よりお金が貯まりやすくなりました

「片付けなきゃ」と毎日のようにイライラしているなら、新しい収納グッズを買う前に、まずは家にある物をひとつ手放してみてはいかがでしょうか。

片付ける物が減れば、家も頭の中もスッキリして、無駄な買い物も減っていきます。

物を減らすことは、暮らしをラクにしながら、お金も残りやすくする方法のひとつだと感じています。

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